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No.12  生命の息吹

自然の産物であるワインには、
驚くほどさまざまな香りの要素が存在します。
それらに抗うことなく、
ナチュラルにあるがままを表現したワインの中には、
野性的な動物の香りや、根菜や豆などの大地の香り、
生命の源となる硫黄のような香りが現れるものもあるのです。
そんな香りを持つワインたちは、時に非常に個性的で官能的。
独特の香りに驚くこともあるかもしれませんが、
野生や大地の力強い香りは、
心に生命力や落ち着きを与えてくれます。
時間と共に変化したり、別の香りが生まれてくることもあるワインなので、
瞬間のパワーを受け取るような気持ちで楽しむほうがよさそう。

変化して現れる新しい香りも、
大地の力で気持ちが落ち着いたあとはすっと心に入ってくるので、
それぞれのセラピー効果が高まります。 

力強さと自己肯定感。
味わいはとても柔らかく、体に染み込んでいくような優しさがあるので、
落ち込みがちな時や、気力が衰えてるなと思ったときにも。

ズバリおすすめは…

グラデーションストリップ

自然力系ワイン!

no12

いわゆる「自然派」と呼ばれるワインに多いタイプ。手間を惜しまず、自然の気候や微生物が生み出す個性を
わかりやすく表現したワインに出やすい香りです。白赤どちらでも。
たくさんの要素が混在しているので、自分の好みにあった生産者や地域を探していくのも面白いかも。

no12

日本を代表するカリスマワインのひとつ。根菜のような地に足の着いた大地の香りを、なんとも優しく妖艶な香りが包みこんでいきます。
味わいはどこまでも柔らかく、口中に広がる上品な旨味は、日本人にとっては最高の癒しになること間違いなし。
入手困難なことがたまにきずですが、機会があれば迷わずゲットしておきましょう。落ち込んだ気持ちも、優しく労ってくれはず。

『TSUGANE ラ・モンターニュ』
ラトリエ・ド・ボーペイサージュ

no12

ロワール地方で、樹齢60年のソーヴィニヨン・ブランから作られる白ワイン。若いうちは微発泡が感じられるほどで、抜栓後しばらくは硫黄のような香りも感じられるかも。
後から現れてくる芳醇な桃やグレープフルーツの香りと、複雑で豊かなミネラル感は、さらに気持ちを浄化してくれそう。

『トゥーレーヌ ソーヴィニヨン・ブラン’11』(ロワール)
ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ

no12

Coming Soon...

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